世にも奇妙な物語のまとめ

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死ぬほど好き

カテゴリ:ブラック系
メインキャスト:角田英介/石田ひかり
脚本・原作:野島伸司

ストーリー

純平(角田英介)、章吾(古本新之輔)、太(佐久間哲)は高校二年生の三馬鹿トリオ。ミス北高クラスの女神・美香(石田ひかり)に憧がれている。
「でもよ、あれ、やっぱり、なんかの間違いだったんかね」
純平の下駄箱に美香からのチョコレートが入っていたことがあるのだ。
「どうして確かめなかったんだ」
「どうせ、間違いなんだから」
葬儀社の息子・章吾が「おまえなあ、一度死んでみない?」ともちかける。
「そうすりゃ、美香のホントの気持ちがわかるんだぜ」
親が旅行でいないのをいいことにいつかやってみたいと思っていたイタズラを実行したかったのだ。
「内輪の葬式ってことにして、呼ぶのは美香だけ」

当日、美香だけのつもりがクラス全員、先生達もやってきてしまった。どうやら美香が話したらしい。

純平の棺の前で、涙を流し語りかける美香。
「星野くん…純平さん…あたし、あなたのこと、好きだったのに……」
バレンタインのチョコも義理ではなく、入学したときから好きだったのだ。

純平は慌てて棺桶を出ようとするが、そこに両親が帰って来てしまい、いたずらにひっこみがつかなくなってしまった。省吾と太は罪悪感からお酒を飲んでしまい眠ってしまう。

美香の気持ちが確かめられて安心したせいか、純平も棺桶の中で眠ってしまっていた。
目を覚まし、手で棺桶の蓋を押し開けようとするが、開かない。
そこは霊柩車の中だった。火葬場に運ぶ途中の様だ。
助けを呼ぼうとした時、子供が道路に飛び出して来て霊柩車が急ブレーキをかけた。
はずみで頭を打ち付けた純平は、気を失った。

…しばらくした後、純平が読経の声でうっすらと目を開く。棺桶に開けておいた小さな穴から外を覗くと、今まさにこの棺桶が火葬炉に入れられようとしていた。
(あ、あ、あ、助けてえ!)
恐怖に声が出ない純平。
火葬炉の扉がゆっくりと閉じられ、やがて火が点された…。

そこへ駆け込んで来た章吾と太。
「今、火が入った所です」
肩を落とす二人に、純平の両親が軽く微笑みながら、親孝行の息子だったと話す。彼にかけておいた保険金で、会社を建て直す事が出来るらしい…。

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くせ

カテゴリ:コメディ系
メインキャスト:菊地桃子/宮川一朗太
脚本・原作:両沢和幸

ストーリー

真理子(菊池桃子)は美人であったが男性に好かれないようにと地味な格好で生活していた。
そんなある日、良平(宮川一朗太)と出会うが、真理子は好かれないように素っ気無い態度を取る。
実は真理子には男性に褒められると周辺の物を無意識に盗んでしまうという盗癖があったのだ。

ある日、真理子が宝石店で指輪を試していると、「とってもよくお似合いですよ」と店員が微笑みかける。
真理子は慌てて指輪を置いて店を出た。

…そのはずなのだが、やはり例の「癖」が出て、指輪はポケットに入っていた。

その困った癖を何とか直そうとするのだが、良平に「結婚しよう」と言われると彼のベルトを盗んでしまったり、魚屋から魚介類をたくさん盗んでしまったり、エレベーターの中で自分を褒めた男(タモリ)を盗んでしまったり…なかなか治らずに居た。

気晴らしに動物園にピクニックに来た二人。
どうしても癖が治らないので、真理子は別れ話を切り出す。しかし良平は、
「お前が俺から盗んだ物を返すまでは、別れられない。何だか分かるか?それは俺のハートだ。一生返せないだろ?」
そう言い、キスを交わす二人。
「こんな可愛い嫁さんを俺が手放すわけないだろ。きれいな真理子を…………あっ!!」

うっかり真理子を「きれい」と褒めてしまった事に驚き、二人は慌てて身の回りを調べる。
しかし何も無くなっていなかった。
「やったー!!癖が治ったー!!」
飛び上がって喜ぶ二人。嬉しくなって良平は真理子を「綺麗だ」「かわいい」と次々に褒める。

その時、ズシン、ズシンという足音が近付いて来る。
呆然とする二人。

「これは、今の『きれい』か?」
「多分さっきの『きれい』よ…私にとっては」

一頭の象が二人のすぐ傍に迫っていた。

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