世にも奇妙な物語のまとめ

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死体くさい

カテゴリ:ホラー系
メインキャスト:関根勤/高樹澪/ルー大柴
脚本・原作:小野沢美暁

ストーリー
もうすぐ結婚する尚人(関根勤)。
今日は忙しい中、新居に荷物を運んでいる。
尚人は外科医をやっていていつも忙しそうにしている。
新居は中古ながら気に入った家だった。
中古ということでキッチン床にちょっとしたしみがあるが、まあ値段に免じて許そう。
他のところも掃除しないとちょっと汚れてるな。
来週の日曜にでも掃除をするか、と考えた。

次の日起き抜けに異臭を感じた。
最近運ばれてきた女性が手遅れで死んでしまったという嫌な思いがあったので、ここ2、3日嫌な夢を見ていた。
自分が女性のおなかに手を突っ込んであふれてくるうじ虫をかき出しつづけるという夢だった。
その時に感じた匂いと似ているなと少し思ったが、けれどそれは一瞬のことで、その後は分からなくなってしまった。
まぁいいかと思って仕事に行った。
今日も疲れて帰ってきた。

そのあとも嫌な夢を見たり、その匂いを感じたりしたが、どうも匂いが強くなってる気がすると思い始めた。
そして日曜日。
今日は婚約者の女性と一緒に掃除をした。しばらくして、書斎の引き出しに指輪を見つけた。彼女はそれを見て怒ったが、見に覚えがないことを必死に言うと信じてくれたらしい。
もしかすると前の住人のものかもしれないなと言う結論になった。この家には前に飯島という名の夫婦が住んでおり、奥さんが失踪したという過去があった。そして旦那の方はこの向かいの家に引っ越しているらしい。

しかしそれもちょっとヘンな話だ。
どうして向かいに引っ越す必要があるんだろう。まぁ深くは考えずに、指輪を持って向かいのお宅を訪ねた。
旦那は無口に指輪をひったくって、ドアを閉めてしまった。なんて失礼な人だ。

そのあと、婚約者に例の異臭の話をしてみたが分からないと言った。尚人は芳香剤を買ってきて異臭をごまかそうとした。なんだかリビングの方から漂ってくるような気がする。ふと台所にドアの裏側にあるキズを見つけた。なんだか引っかいたような傷だ。それに床にあるしみ。ちょうど倒れてドアに手をのばすと腹部のあたりにしみがくるんじゃないか。

嫌な感じがした。
尚人がそうやって腹ばいになって手を伸ばした格好をしているとき、ふと視線を感じた。窓に向かいの旦那さんが立って、こっちを覗いていた。
ぞくっとした。

(あの男が奥さんを殺したに違いない)
奥さんは失踪したことになっているけど、どこかに埋められているのではないか。そして例の異臭を思い出した。
わかった。あれは死体くさかったんだ。

そのあとはもう匂いが気になってしょうがなかった。1日にシャワーを何回もあびた。家の中の物はすべて死体臭いような気がした。冷蔵庫にあるものなんてもう食べられない。外から買ってきても、家に入った瞬間もうだめだった。
臭い。臭い。臭い。尚人はこの匂いに怒りさえ覚えていた。原因を突き止めてやる。まずリビングのどこから漂ってきているのかを探った。なんだか床下からのような気がする。

あまりの臭いに逆上して床板を剥がし始める尚人。気が狂ったのかと咎める婚約者に、
「このにおいが妄想だっていうのか?家中死体くさいじゃないか!死体くさいよ!」
止めようとする婚約者ともみ合っているところに、作業服姿の男達が訪れる。

「申し訳ありません、工事の手違いで下水が漏れていたと判明したので、修理に参りました」

悪臭の原因は、床下に溜まっていた漏れた下水とリフォーム時に不法投棄されたゴミ袋の腐敗臭と判明した。
その日の内に撤去と修理が行われた。
脱力する尚人。

その夜の寝室。ダブルベッドに並んで寄り添う尚人と婚約者。
「……ごめんなさい、あなたの言うことを信じなくて……」
「いや、いいんだよ、もう全然臭わないし……」

同刻、寝室直下の縁の下。
犬が地面を掘っている。
犬が離れると、そこには地面から突き出した、
血の気の失せた女性の左手首。
その指には、向かいの主人に渡したものと同じデザインの指輪がはめられていた。


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